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ドラッカーの限界 22/30

フリーランスに役立つ言葉

生きていくための自分ルール 「ドラッカー、ときどき老荘」

PexelsによるPixabayからの画像

 

ひとは、生まれて大人になるまで、周りの大人達に育てられる。

 

まったくの一人で大人になることはできない。

 

お母さんと お父さん この二人のあいだで 育っていく。お母さんに 叱られ お父さんに 慰められることもある。 逆に お父さんに 厳しくしつけられ お母さんに 優しく包まられることもあるだろう。

 

そして、やがて安心できる「うち」から放り出され、「社会」という大人たちが作り上げているシステムに投入される。

 

「社会人」になって、不安にならずに成長できることは難しい。

 

おそろしく きびしく 社会のルールの中で 社会に貢献できるか 自分の価値を他人に決められる。

ストレスなく社会人を過ごすことは難しい。

 

しかし、他人(上司、仲間)に振り回され続けることを避けるためにも、自分の人生のハンドルは自分で握らないといけない。

 

上司の不満や、ブラック、ホワイトな会社だと周りを批評するのもいい。


しかし、フォーカスを自分に合わせ、「自分は今の自分に満足しているのか」を問わねばならない。

 

そんな時、やはり考え方、人生の歩き方を教えてくれる先人たちの教えは役に立つ。

 

僕の場合はそれが、ドラッカーであり老荘思想であった。

 

ドラッカーは厳しいお父さん

 

老荘は優しいお母さん。もしかすると優しいおばあちゃんと例えたほうが的を得ているかもしれない。

 

僕にはどちらも必要だった。

 

ドラッカーで厳しさを知り、老荘でホッとしよう。

社会に出て、給料で、あるいは地位、ポジションで自分の価値を測られ続けると嫌になっちゃうことだってある。

 

お金は欲しい。もっと欲しい。そうやって、残業もして、バイトもしてとあくせく働く。

 

そのうち、自分を見失ってしまう。そんなとき、例えばこんな言葉で力が抜ける。

 

 豊かになり富むとは、「これで十分だ」と今の状態に満足することで、すぐに実現できる。

 


以下引用

 

老子曰く

 

人を知るものは智なり

 

自らを知るものは明なり

 

 

人に勝つ者は力有り

 

自ら勝つ者は強し

 

 

足ることを知る者は富めり

 

引用は以上

引用元

シュチュワートワイルド

サイレントパワー

静かなるカリスマ