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ドラッカー 2/30

フリーランスに役立つ言葉

生きていくうえでの自分ルール 「失敗し続けても挑み続ける」

誰しも、日々生きていく中で、何かしらの決め事があると思う。

 

ある人は、座右の銘があり、それを日々自分に言い聞かせて行動しているし、別の人は毎日やるルーティーンにゲン担ぎをしたり、またお隣の人は宗教に日々の行動の規範を求めたりもする。

 

ドラッカーが生きていくうえで、若いころに「決意」「覚悟」したエピソードがこちら、

 

ヴェルディ(作曲家)の「ファルスタッフ」(オペラの名前)

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ドラッカーはお父さんの手前入学したドイツの大学で、ろくに授業にも出ずに仲間とハイキングをしたり、商社の見習いの仕事などをしていたそうだ。

 

夜はひとり、近くの図書館に通いつめ、毎日ドイツ語、英語、フランス語の本を次々と読んでいたらしい。

 

週に一回はオペラを聴きに行っていたそうな、、、

 

そこでヴェルディのファルスタッフという演目に衝撃を受ける。

 

彼が衝撃を受けたのは、すでに有名になっていたヴェルディという作曲家が平均寿命が50歳だった当時、80歳という超高齢になってから、なぜ人生の喜びを歌い上げる壮大なオペラを書き上げる必要があったのか、その理由としての言葉だった。

 

ヴェルディいわく

 

 

「いつも失敗してきた。だから、もう一度挑戦する必要があった。」

 

大学生だったドラッカーはその言葉を人生の道しるべにした。

 

ドラッカーいわく  (以下引用*)

 

「一生の仕事が何になろうとも、いつまでもあきらめずに、目標とヴィジョンをもって自分の道を歩き続けよう、失敗し続けるに違いなくとも完全を求めていこうと決心した。」

 

彼の著書は会社などの組織社会向けの本が有名だけれど、その中にはドラッカー自身の経験なども情熱的に書かれてあって、個人としても役立つエピソードが多く、ヒントをもらえる。

 

このブログでは、そういった、個人事業主、フリーランスに響く言葉をある程度まとまって読むことができる本、

 

「プロフェッショナルの条件」

初めて読むドラッカー【自己実現編】

 

の中から今後30回にわたり、ちょっとずつ紹介していく。

 


*引用元

プロフェッショナルの条件

ーいかに成果を上げ、成長するかー

著者/P.F.ドラッカー

翻訳者/上田惇生

発行所/ダイヤモンド社